卒業式
◆卒業式は、教育課程を全て修了した事を認定し、そのお祝いをする式典であり、学校教育法施行規則によって定められた日本の学校行事です。

小学校・中学校・高等学校・中等教育学校および特別支援学校では、式典で「卒業証書」を授与することから、「卒業証書授与式」と呼ばれます。

一方、大学・大学院においては
「卒業証書」ではなく「学位記」(学位を記し、そのように称する事を許す免状)を授与する為、「学位記授与式」または「卒業証書・学位記授与式」となります。
欧米でも大学の学位授与の式典はあるが、各学校の修了ごとに祝う式典は、日本と韓国で見られる習慣です。)

日本の小学校、中学校、高等学校等においては、始業式、終業式、入学式、修了式などと並んで、特別活動の中の学校行事で、儀式的行事に分類される学習活動です。

通常、3月に実施されます(早春の歳時記的なものにされるほどです)。
高等学校では上旬、大学・短大では下旬が多いです。
小中学校では、従来は3月20日頃が多かったですが、近年ではやや早まるケースもあります。

函館ラ・サール高等学校のように2月1日に実施するところもありますが、
2月以前や4月以降に行われる例はほとんど見られないようです。
高等学校の卒業式は、大学入試の日程と重なり、出席できない場合もみられます。
この場合は、後日卒業証書を受け取ることになります。

参考までにアメリカでは6月、韓国では2月が多いです。
これは学年年度(アメリカでは6月に1年度終了、9月から新学期)による違いです。

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