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◆オコジョは、ネコ目イタチ科に属する動物です。
別名、ヤマイタチです。
イギリスを含むヨーロッパ中北部、アジア中北部、北米に生息しています。
日本には、ホンドオコジョ、エゾオコジョの2亜種が生息しています。
体長はオスで16〜33cm、体重は150〜320g程度です。 |
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イタチ科は一般に胴長短足ですが、オコジョの後ろ足は比較的長く、これによる強力な跳躍力を有しています。
目から鼻にかけての吻が短く、イタチ科にしては丸顔をしています。
耳は丸く、一年に2回換毛をし、夏は背側が茶色で腹側が白いです。
冬は全身が白になります。尾の先は黒いです。
気性が荒く、ノネズミなどを食べる他、自分の体よりも大きい、ノウサギやライチョウを捕食することがあります。
単独で生活し、岩や樹根の隙間に営巣したり、ネズミの巣穴を乗っ取って、自分の物にすることもあります。
他のイタチ科と同様、オコジョには着床遅延という現象があることが知られています。
交尾後、受精卵は長期間にわたり発生を休止し、妊娠、出産に適した暖かい季節になって、初めて子宮壁に着床するのです。
妊娠期間は1ヶ月程度です。
動きはきわめて敏捷で、木登りや泳ぎなども得意です。 |
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