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◆コウノトリ(鸛、鵠の鳥)は、コウノトリ目コウノトリ科に属する鳥類の一種です。
別名、ニホンコウノトリです。
ヨーロッパで単にstorkといえばこの種ではなく、日本でいうシュバシコウのほうを指します。
全長約110〜115cm、翼開長160〜200cm、体重4〜6kgにもなる非常に大型の水鳥です。 |
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羽色は白と金属光沢のある黒、クチバシは黒味がかった濃い褐色です。脚は赤く、目の周囲にも赤いアイリングがあります。
遠くから見るとツルと似るため、度々ツルと混同されることもありますが、現在の日本では道東の留鳥であるタンチョウと、冬鳥として山口県や熊本県に渡来するマナヅル、ナベヅルの他に兵庫県にもいます。
コウノトリは首と胴体が白色(風切羽が黒いため、羽をたたんでいると胴体の後ろが黒く見えます)で、脚は赤いです。
またツルは大きな声で鳴くことができますが、成鳥のコウノトリは鳴くことはできないため、クラッタリングと呼ばれる、くちばしをたたく行為を行うのみです。
クラッタリングは、くちばしを叩き合わせるように激しく開閉して音を出す行動で、ディスプレイや仲間との合図に用いられます。
主にザリガニなどの甲殻類やカエル、魚類を捕食します。
ネズミなどの小型哺乳類を捕食することもあります。
主に樹上に雌雄で造巣します。
1腹3〜5個の卵を産み、抱卵期間は30〜34日です。
抱卵、育雛は雌雄共同で行い、雛は、約58〜64日で巣立ちします。 |
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