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◆キツツキ科は、鳥綱キツツキ目の科です。
キツツキ(啄木鳥)あるいは古語でケラ(啄木鳥)と呼ばれます。
最大種はテイオウキツツキで全長53cmです。
第1、第4趾が後方(第1趾が退化している種もいる)に、第2、3趾が前方にある対趾足です。 |
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第4趾は側面に可動できます。
趾には湾曲した鋭い爪が生えます。
これにより多くの種では、樹木の幹のような垂直面でも、静止することができます。
卵の殻は白いです。
森林、草原などに生息します。
多くの種は渡りは行わず、一定の地域に縄張りを形成し周年生息します。
食性は動物食もしくは動物食傾向の強い雑食で、主に昆虫を食べるが鳥類の雛、果実などを食べる種もいます。
木の中や割れ目にいる獲物を舌を伸ばして捕食しますが、一部の種では飛翔しながら、飛翔している昆虫も食べます。
繁殖形態は卵生です。
鳴き声を挙げたり、木を嘴で叩いて(ドラミング)求愛します。
キツツキは木を叩く音に由来するとする説もあります。
漢字表記の「啄木鳥」は「木をついばむ<啄ばむ>鳥」の意です。
樹洞(多くの種では自ら木材に穴を空けたり、樹洞内に穴を掘って広げる)に巣を作り、卵を産みます。
雌雄交代で抱卵・育雛を行います。 |
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