メジロ
◆メジロ(目白)はスズメ目メジロ科の鳥です。

和歌山県、大分県の県鳥に指定されています。
また 2007年までは50円切手のデザインのモデルになっていました。
全長12cm前後で、スズメよりも小さめです。
緑がかった背と暗褐色の羽を持ち、雌雄同色です。
目の周りの白い輪が特徴であり、名前の由来ともなっています
(なおメジロ科に属する鳥は英名でも "White-eye" と呼ばれ、また中国語名では「繡眼鳥」と呼ばれ、やはり名前の由来となっています)。

日本で見られる野鳥の中では、ミソサザイ・キクイタダキに次いで、最も小さい部類に入る小鳥です。

食性は雑食ですが、花の蜜や果汁を好み、育雛期には虫なども捕食します。
花の蜜を大変好むため花期に合わせて行動し、春には好物の花の蜜を求めて、南から北へと移動するものもいます。

特に早春は梅の花に群がる様子がよく観察され、「チー、チー」という地鳴きで鳴き交わす様子がよく観察されます。

非繁殖期は山地から平地に移動し、群れで行動することが多く、カラ類と混群を形成することも多いです。

繁殖期は番いで分散し、2羽で鳴き交わしながら、花から花へと飛び回る様子がよく観察されます。
睡眠時は群れ全体で、かたまりとなって枝にとまる習性があるため、夕暮れ時になるとかたまりの中心に、われ先に割り込もうとするメジロの姿を、観察することができます。

冬季には、アシ原で観察されることもあり、アシに着いた昆虫を採食していると思われます。

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