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◆アシカ(海驢)は、鰭脚類アシカ科の海生動物です。
ただしその範囲は文脈により揺らぎがあります。
最も広義にはアシカ科の総称ですが、アシカ科にはオットセイ、トド、オタリアも含まれ、それら(特にオットセイ)を別扱いすることもあります。
さらに狭くアシカ属1属を意味することもあります。 |
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北海道を除く日本本土近海に生息するアシカ類は、絶滅したと見られるニホンアシカのみであり、この語も本来はニホンアシカを指したものです。
「あしか」の語源は「葦鹿」で「葦(アシ)の生えているところにいるシカ」の意味であるといいます。
古くは「海(あま)鹿」説もありましたが、アクセントから否定されています。
奈良時代には「みち」と呼ばれていました。
他に異名として「うみおそ(うみうそ)」「うみかぶろ」があります。
うみおそは海にいるカワウソ、うみかぶろは海にいる禿の意です。
佐渡島ではこの「うみかぶろ」(海禿)の名で妖怪視されており、両津港近辺の海でよく人を騙したという伝承があります。
アシカは水族館や動物園でしばしばアシカショーを演じます。
アシカショーを演じるのは主にカリフォルニアアシカです。
そのほか、オットセイやオタリアもショーを演じますが、オットセイショー、オタリアショーとなっていることが多いです。
ただし、アシカショーとされることもあります。 |
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