◆傘(かさ、からかさ)とは、雨・雪・日光などが直に当たらないよう、
頭上に広げ差しかざすものです。

竹や金属などの骨に紙や布などを張り、柄をすえて開閉ができるようにしたもので、
「笠」と区別するために「さしがさ」ともいいます。「笠」とは同語源です。

 
「傘」は、上から降下してくるものに対して直被しないように防護する目的の用具で、一般には手に持って差しかけて使用する用具の総称をさし、頭部に直接被って使用する用具である「笠」と区別されます。

なお、ガーデンパラソルやマーケットパラソルなど携行を目的としない特殊な傘もあり、これらは地面に立てたり吊ったりして用います。

傘は現代においては、雨や雪などの降水時に体や持ち物を濡らさないために使用されるほか、夏季の強い日射を避けるために使用されることも多いです。

日本には、欽明天皇の時代に渡来した外来品で、当初はもっぱら日射を避ける「日傘」として用いられていましたが、その後日本独自の構造的進化も見られ、降水に対して使用されることが多くなっていきました。

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